クリスチャン・ディオール、幸せの商人の魅力
2008年09月29日
クリスチャン・ディオール(Christian Dior)は、自らをデザイナーとは呼ばず、「幸せの商人」と呼んでいました。
ディオールを身につけた人が単に着飾れるだけでなく、モードを通じて喜び、幸せをもたらしたいという願いからというのです。
身に着ける人たちをたちまち華やかに、ゴージャスに変えてくれる魔法のブランド、クリスチャン・ディオールの歴史について少しご紹介しましょう。
芸術家を志していたクリスチャン・ディオールのファッションデザイナーとしてのデビューは、1946年40歳の時で、かなりの遅咲きでした。
綿のファブリック王マルセル・ブサックをスポンサーに、パリ・モンテニュー通り30番地に長年夢を見てきた「クリスチャン・ディオール・オートクチュール・メゾン」を設立。
翌年S/Sコレクションを発表し、パリにデビューします。
"花冠ライン(コロルライン)"はスカートが花のように広がったラインで、細くくびれたウエスト、美しくシェイプされた豊かな胸、そしてたっぷりとしたロングスカートドレスという優美なスタイルや砂時計の優美な姿のような腰を絞った"エイト(8の字形)ライン"を発表しました。
「ハーパース・バザー」の編集長カーメル・スノウがシルエットの美しさに驚き、「まさにニュー・ルックね」と言ったことから「ニュー・ルック」と呼ばれるようになり、モードの歴史を変える衝撃的なデビューを飾り、世界に旋風を巻き起こしました。
それ以来、Aライン、Yライン、Hライン、チューリップラインなど歴史に残るシルエットを次々に発表しつづけ、「モードの王」として君臨しました。
香水の分野にも進出し、それまでの濃厚な香りではなく、斬新なフレッシュフローラルブーケの香水「ミスディオール」を発表しました。
50年以上たっても色あせないモダンな香りは今でも人気です。
最近でも故ダイアナ妃が愛用されたことで有名な通称「ダイアナバック」をはじめ、現代人のライフスタイルに合ったエレガンスを今も提供し続けています。
時代やデザイナーが移り変わっても、常に時代の先端に立ち、世界的なファッションブランドとしてクリスチャンディオールはその地位を保ち続けています。
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カテゴリー:クリスチャン・ディオール
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