ティファニーの魅力は歴史にあり
2008年11月05日
ティファニーと言えば、ブランドカラーであるティファニーブルーのエメラルドのような爽やかな色が思い浮かびませんか。
この独特のティファニーブルーは、コマドリの卵の色とされており、当時の欧米では重要な権利書や台帳の表紙に用いられていた色で、ティファニーでは大切なものを包む色として選ばれて以来、ティファニーを象徴する色になりました。
映画「ティファニーで朝食を」を観てティファニーを意識してしまった人もいませんか。
ティファニーは1837年、ブロードウェイ259番地のささやかなお店からスタートします。
このお店はティファニーの創業者チャールズ・ルイス・ティファニーと友人ジョン・B・ヤングが共同で「Tiffany&Young」という会社を立ち上げ、文房具などのファンシーショップを開きます。
19世紀中ごろにはヨーロッパの市民革命で国外に逃れようとしていたフランス貴族から格安でダイヤモンドを仕入れ、宝石商となります。
1851年からはジョン・ムーアを招き銀細工製品も手掛けていきます。現在ティファニーにシルバーアイテムが多いこともこのことが起因しているからでしょう。
1853年には会社名を現在の「Tiffany&Co.」に改称し、現在のティファニーに至ります。
1886年には1粒のダイヤモンドを6本の立て爪で留める「ティファニーセッティング」が生み出され、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すスタイルが確立しました。当時のジュエリー界に革命を巻き起こしたのです。
1950年代からはジーン・シュランバーゼやエルサ・ペレッティ、パロマ・ピカソ(パブロ・ピカソの愛娘)などのデザイナーとのダブルネームで次々と新作を発表していきます。
「A Life Time of Tiffany 〜人生にティファニーを」のメッセージの通り、人生の節目に幸せを分かち合う時にはいつもティファニーがあるという信念を打ち出しています。
オードリー・ヘップバーン演じる映画「ティファニーで朝食を」で登場するティファニーNY本店にはギリシャ神話の巨人アトラスをモチーフにした「アトラス・クロック」が掲げられています。
当時はこの時計を目印に出かけたり、腕時計の時間を合わせたといわれるほど、ティファニーを象徴する時計です。
このアトラスクロックのアラビア数字からヒントを得たアトラスコレクションや、ペレッティが生み出したビーンズ(えんどう豆)やボーン、ティアドロップコ レクション、ベビーに幸せを託すシルバーコレクションなど、誰もがティファニーとともに心豊かな生活をというポリシーこそが時代を超えて今も褪せることな
く輝き続けているティファニーというブランドの魅力です。
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